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2023.04.27スタッフコラム

専門用語を使わない相続ブログ(第1回)~「遺贈寄付(いぞうきふ)のすすめ」

みなさま、いつもありがとうございます。日本相続知財センター札幌 常務理事 成田 幹(なりた もとき)です。

このたび、みなさまに相続や事業承継など私の専門分野についての情報を月に数回お届けすることになりました。

可能であれば、これから長期間続けていきたいと思いますので、お付き合いよろしくお願いたします!

記念すべき第1回は、人生の最後のギフト「遺贈寄付(いぞうきふ)」について7つのポイントを解説していきます。

今回のコンテンツ

1,はじめに~遺贈寄付とは??

2,寄付対象

3,遺贈寄付のポイント

4,少額寄付がおすすめ

5,寄付団体の見つけ方・検討の仕方

6,遺贈寄付の注意点①~不動産

7,遺贈寄付の注意点②~遺言執行者

8,まとめ

 

1,はじめに~遺贈寄付とは??

遺贈寄付とは、「遺言によって自分の財産の全部または一部を、例えば団体や法人などへ寄付すること」をいいます。

人生最後の社会貢献」とも言われ、近年我が国でも遺贈寄付への関心が高まっています。

 

2,寄付対象の団体など

寄付対象は、福祉団体、宗教法人、地方公共団体、障がい者施設、NPO法人など多岐にわたります。

非営利団体が比較的多いのが特徴です。

 

3,遺贈寄付のポイント

遺贈寄付のポイントは、遺贈寄付の手続きをしたからといって、必ずその財産を残す必要はなく、寄付をしてもしなくても、途中で気が変わっても良い、ということです。

いますぐに手元の財産を手放す必要はないので、老後資金の心配もなく、遺贈寄付は出来るのです。

 

4,少額寄付がおすすめ

寄付というと、何百万円も何千万円も寄付しなきゃ、というイメージがありますが実はそんなことはありません。

数万円~数十万円の遺贈寄付も増えてきています。寄付金で運営している団体も多く、寄付金額にこだわらないのが現状です。

ご自分の理念や価値観に合った団体があれば、その団体について調べてみて、遺贈寄付という形で寄付を検討してみることをおすすめいたします。

 

5,寄付団体の見つけ方・検討の仕方

寄付先の選定について、遺贈寄付関連の第一人者である一般社団法人日本承継寄付協会のアンケートによると、

1位「知名度や団体の大きさにはこだわらない」22.9%。

2位「歴史もあり、名前を知っている有名な団体」18.7%、

3位「無名だが、草の根的な活動をしている団体」16.9%

という結果になりました。

他、「生まれ育った地域や住んでいる地域で活動している団体」「ボランティア活動にも参加したことがある団体」が寄付先の団体として選ばれているようです。

そして、最も大事なのは、自分の信念や大事にしている価値観に合う団体か?という判断基準ではないでしょうか?

団体の信念や具体的な活動・活動結果に共鳴できてこその遺贈寄付ではないかと思います。

その上で、寄付先を選定したら念のため寄付の受入体制などを事前に対象団体に確認しておくと安心です。

 

6,遺贈寄付の注意点①~不動産

遺贈寄付する団体の選定が済んだら、遺贈する財産内容を検討・確定さ遺言で財産の寄付先を指定します。

不動産を所有している場合は、遺言の執行時に不動産を処分して金銭に換えることを明記しておきましょう。

不動産は管理コストなどがかかるため、寄付先に不動産の遺贈を断られるケースが多いためです。

遺言を作成する際に所有不動産の売却が可能かどうか事前に検討しておくとよいでしょう。

 

7,遺贈寄付の注意点②~遺言執行者

言を作成するにあたっては、財産を処分する主体として「遺言執行者」を必ず指定しておくことが大切です。

自分の代わりに不動産の登記や売却、そして寄付の実行をするのが遺言執行者であり、遺贈寄付には不可欠な存在です。

 

8,まとめ

以上、遺贈寄付についてお伝えいたしました。

遺贈寄付は財産の寄付とともに、ご自分の「志(こころざし」も送ることができる素晴らしい仕組みだと思います。

私はこれからこの遺贈寄付を積極的に広めていきます。

当センターでは、遺贈寄付について遺言作成・遺言執行者としての遺贈寄付の実行など過去に数多く対応しています。

遺贈寄付先や遺贈寄付の方法のご相談も受け付けています。気になる方は当センターまでお問い合わせください。

一般社団法人 日本相続知財センター 札幌

ご相談やご質問を承ります。
どうぞお気軽にお問い合わせください。